ビルマの輸送機関と
その周辺
バス編
ビルマの路線バス「ラインガー」
ヤンゴンの市バス
  ・「マタタ」による統轄
  ・「タンミャンドゥー」による統轄
  ・運賃
  ・従業員の賃金とその生活
長距離バス

外国人料金
ビルマの路線バス「ラインガー」
植民地時代から現在に至るまで現役として活躍しているヤンゴンの市内バス。「ラインガー」といわれるこうした路線バスの車種はさまざま。

   ビルマでは観光バスのことを「パゴダ参りの車(パヤープーイン)」と言います。仏教徒が大半を占めるこの国では、一般的に参詣のない観光というのは考えられないからです。こうした観光バスにはたいへん興味深いものがありますが、今回取り上げるのは、こうした不定期便ではなく、一般市民の日常生活における足となっている路線バスについてです。ただ、この路線バス事情はかなり複雑でわかりづらい点が多いため、その大まかな部分だけを取り上げます。

   この国では、路線バスや貨物トラックなどの営業運行ルートのことを「ライン」と言います。これは、主に申請に基づく当局の認可によって定められるもので、そこを走る路線バスのことをビルマ語で「ラインガー」と言います。こうしたラインは、例えばミンガラドーン〜スーレー・パゴダといった市内だけのものからヤンゴン〜マンダレーといった都市間を結ぶものまであり、その運営の仕方についてもヤンゴンの市内バス長距離バスとでは違いがあります。

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