ビルマの         
イスラム教


〜ビルマ人ムスリムについて〜
ヤンゴンの中心部に位置するスーレーパゴダは、この町のシンボル的存在。すぐ横にはモスクが並立している。
多様な国ビルマ
頻繁に見かけるムスリムの存在
民族別に分類されるムスリム
バマー・ムスリム
イスラムを嫌う仏教徒ビルマ人
ビルマの精霊信仰「ナッ」とイスラム教
バマー・ムスリム・ナッ
●バマー・ムスリムの歴史
     ・バマー・ムスリムの起源
     ・王朝時代の国家観とムスリム
     ・植民地時代の分断政策とムスリム
     ・バマー・ムスリムの成立
     ・国家理念とバマー・ムスリムの存在
バマー・ムスリムの現状と揺らぐ国家理念
多様な国ビルマ

   パゴダの国。ビルマという国は、しばしばこんなことばで表現されます。パゴダというのは、アジア諸国で見られる仏塔一般のこと。世界で最も敬虔な仏教国と言えるビルマでは、パゴダをいたるところで目にすることができます。そして、そこでの日常的光景となっている人々の真摯な祈り。老若男女を問わない厚い信仰が、そこにはあります。何気なく垣間見る日常生活の中にしっかり根をおろした上座部仏教は、ビルマという国について語る際、欠くことのできない最も大切な要素と言えます。そして、仏教理念への言及は、文化面にとどまらず、政治・経済に関する事柄に対してもなされています。ただ、この国を含む東南アジアは、その全体が実に多様性に富んだ地域と言えます。したがって、仏教に大きな意味合いを求めることはできますが、この国を単に「仏教国」としてのみとらえることはできません。そんな多様性の一面が、イスラム教とその信者であるムスリムの存在なのです。

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