その中でユニークなのが、コピーチューン路線のバンドPLAYBOYにおいてリードギターを担当していたミャンマーピィー・テインタンです。彼は、歌手としても人気者で、バンドLPJ(Love Peace and Joy)を結成して70~80年代を代表するスターのひとりとなります。彼は自己の音楽において「ミャンマー・タンズィン」を洋楽ポップス調の曲の中に取り入れて摩訶不思議に融合させたコーバイン・タンズィン(自作曲)を作り上げていきます。こうした融合サウンドと共に、一方では洋楽のコピーチューンを歌いつつ、時にはミャンマー・タンズィンだけのアルバムを作るといった幅の広い活動を展開します。