ルビー(2002年9月7日開店、2012年9月12日移転)

■リトルヤンゴンの名士が営むミャンマー料理店

創業17年目のルビーは、今や老舗ミャンマー料理店のひとつ。経営者はドキュメンタリ映画「異国に生きる」など、ミャンマー関係の番組や作品で著名なチョーチョーソー氏。ご夫妻の人望、料理の味、サービスで評判のルビーは、定番のミャンマー料理を広い店内でゆっくりと堪能できる確かな店です。人気メニューはチェターアルー(鶏とジャガイモのカレー風煮込み)とダンバウッ(ビリヤニ)。自家製ミャンマー豆腐を使った揚げもの(トーフヂョー)や和えもの(トーフドウッ)もおススメです。またヤカインモンティ(ヤカイン風米麺)などのミャンマー西部ヤカイン料理も食べることができます。

リトルヤンゴン高田馬場とは、駅を中心にして主に新宿区高田馬場と豊島区高田の一帯を差します。店は開店から10年後の2012年、わずか100m北に移転。神田川を超えたことで豊島区の店となり、この頃から客層に変化が生じ、学生客が増えました。2011年以降、本国の民主化が進行したことなどから、在日ミャンマー人は留学生が増加。高田馬場は学生街ですから、特に平日のランチの時間帯は、日本語学校、専門学校、大学などに通うミャンマー人学生で店はいっぱいになります。

そんな大人気のランチはビュッフェ形式。7~8種類のおかず(肉や鶏のカレー風煮込み、麺類、和えものなどなど)、ご飯、スープ、デザート、コーヒーなどが食べ放題。1080円でミャンマー料理が腹いっぱい食べられるとあって、ミャンマー人をはじめ、お客さんたちはみな大満足。作るチョーチョーソーさんも、故郷の味を堪能して喜んで帰っていくお客さんの姿を見るのが嬉しい、と話してくれました。

神田川を越えた少し落ち着いた雰囲気の場所にあるルビーは、リトルヤンゴン高田馬場の名店のひとつです。(2019年5月取材)

※店の場所(地図)はこちら

ランチ料理のほんの一部
チョーチョーソー氏
広々とした店内
店名 ルビー(2002年9月7日開店、2012年9月12日移転)
所在地 豊島区 高田 3-8-5 セントラルワセダ 1F ※高田3-11-18 TTAビル地下1階より移転
電話番号 03-6907-3944
営業時間 11:30~14:30、17:00~23:30
休業日 年中無休