MYSA Thingyan Festiva
2017年4月16日(日)​

在日ビルマ人による日本でのダヂャン(水祭り)の第3弾です。

在日ビルマ人社会における近年の傾向は、留学という形での滞在者がぐっと増えてきているという点です。今後、さらにその傾向は高まると思われます。そうしたことを背景に、ダヂャンも数年前から、留学生や学術専門家などを中心とする若者たちの組織「MYSA(Myanmar Young And Student Association)」主催によるものが開催されています。

本国ビルマでのダヂャンは、今年は4月13日から始まりました。まさに本国が大いに盛り上がっている期間に開催されるこのMYSAダヂャンは、実際に「水掛け」を行うことがこのイベントの目玉のひとつ。配布されているチラシには、水掛けに備えて「着替えを持ってきてください」との注意書きが記されています。

本場さながらの水掛けにはなるかどうかは当日のお天気次第? いずれにせよ、ある程度の備えをしていけば、ダヂャンを体験できるイベントとしてとても楽しいものとなるでしょう。

日  時2017年4月16日(日)11:00~16:00
会  場代々木公園(JR「原宿」、地下鉄「代々木公園」or「明治神宮前」下車、徒歩3分)地図はこちら
主  催MYSA (Myanmar Young And Student Association)
※公式ウェブサイトはこちら、Facebookはこちら
入場料500円
日  時2017年4月16日(日)11:00~16:00
会  場代々木公園(JR「原宿」、地下鉄「代々木公園」or「明治神宮前」下車、徒歩3分)地図はこちら
主  催MYSA (Myanmar Young And Student Association)
※公式ウェブサイトはこちら、Facebookはこちら
入場料500円

ダヂャン祭り2017
2017年4月9日(日)​

 今年は、東京ダヂャンが2回開催されます。

 東京ダヂャンは、2004年以来、主催がビルマ青年ボランティア協会からビルマ民主化同盟に代わって毎年開催されていました。それが昨年、日本の社団法人との共催となり、ひとつの大きな転機となることが予想されました。

 そして今年、再びビルマ民主化同盟が単独で主催することになったようですが、その1週間後の日程(4月9日)で、別の団体による「もうひとつの」の東京ダヂャンが開催されることが発表されました。

 新たに発表された9日の東京ダヂャンは、ミャンマー連邦国民協会(Union of Myanmar Citizen Association)の主催によるもの。在日ビルマ人社会において長きに渡って民主化活動を行ってきた運動家たちが中心になって開催されます。

 会場は、中野駅北口前の広場。在日ビルマ人の間では中野駅前公園として知られており、1997~2002年の間、東京ダヂャンの会場だった懐かしい場所。当時の公園そのものは既にありませんが、現在この広場はイベント会場としてよく利用されるスペースとなっており、ダヂャンの会場としては、うってつけといえるかもしれません。

 こちらのダヂャンの目玉は、実際に「水かけ」があるという点。従来、時期的にまだ「寒い」ため東京のダヂャンではあまり実現できなかった「水かけ」が、どの程度行われるかは当日の天候次第でしょうが、より本格的なダヂャン、ということのようです。

日  時2017年4月9日(日)10:00~17:00
会  場中野駅前公園(中野駅北口広場) (JR「中野駅」徒歩1分)地図はこちら
問合せウ・タンスエ(090-4964-9718)、ウ・チョーチョーソー(090-6031-4394)他

 

ダヂャン(水祭り)
2017年4月2日(日)​

 昨年、一般社団法人の日本文化交流協会と在日ビルマ人のビルマ民主化同盟の共催で実行委員会が組織され、日本の企業の協力と千代田区の後援により、2日間にわたって大規模開催された東京ダヂャン。26回目となる今年は、とりあえず、ビルマ民主化同盟の主催で開催されるということが、在日ビルマ人社会の中で発表されました。

 アジアの正月といえば、旧正月に当たる中国の春節、ベトナムのテトなどが知られていますが、東南アジアの上座仏教国では4月が新年に当たります。それを祝う水祭りは、タイでは「ソンクラーン」、ビルマでは「ダヂャン」といいます。

 タイのソンクラーンは、日本でも近年、代々木公園やお台場などで開催されていますが、これは1997年のバーツ危機をきっかけに中止されてしまった在日タイ人の主催の東京ソンクラーンが形を変えて復活した、といった感じです。

 一方、ビルマはアジア通貨危機の影響をことさら受けるような状態ではなかったため、東京ダヂャンも途切れることなく毎年開催され、在日ビルマ人社会最大のイベントとして、ずっと継続し、今年で26回目となりました。

 そんな歴史のある東京ダヂャン。詳細については今後、順次発表されていくと思われます。

日  時2017年4月2日(日)10:00~17:00
会  場日比谷公園 噴水広場(地下鉄「霞ヶ関」、「日比谷」下車、徒歩2分)地図はこちら
主  催ビルマ民主化同盟(委員長:コ・ミィンマウン)

 

シャン民族の日記念パーティー
2017年2月12日(日)​

 第70回シャン民族の日。日本での開催は24回目です。

 昨年に引き続いて、ビルマ語で歌う唯一の日本人シンガーソングライターのすわじゅんこさんが出演。昨年から今年にかけて、本場ビルマにおける武者修行で大小さまざまなイベントにおいてステージに立って鍛えたビルマ語歌唱を披露してくれます。

 また、もう一つの目玉は、人気ノンフィクション作家として今や押しも押されもせぬ存在の高野秀行氏による「納豆講座」。納豆先進地域であるシャン州などの納豆事情を紹介した近著『謎のアジア納豆』は、日本における納豆認識を覆す痛快な傑作。知られざる納豆の不思議な魅力を語ってくれることでしょう。

 今年のシャン民族の日は、日本人にとっては、ビルマやシャンに関心のある人のみならず、高野ファンにとっても、見逃せないイベントです。

日  時2017年2月12日(日)18:30~21:00
会  場板橋区立グリーンホール  地図はこちら
東京都板橋区栄町36−1
参加費2000円