2006年3月24日にラトゥン将軍の署名によって発表された財政・歳入省の布告第60号によると、建軍記念日を祝って同年4月からの実施された公務員給与引き上げの内容は以下の通り。

今回の改定は、最低上昇率が1号級の5倍。号級が高くなるにつれて上昇率が上がる内容なので、従来1万3000チャットだった最低給と最高給の格差は、今回の改定によって18万5000チャットという具合に14倍以上に広がりました。

表で示されない政府機関の日雇いの公務員については、8時間勤務の日給が従来の100チャットから800チャットに引き上げられました。また、海外勤務の外交官及びのその他の公務員については、その任にある限りにおいて、現状通りの額が外貨で支払われますが、帰国後に関しては、改定された給与体系が適用されます。
なお軍人については、別途、独自の給与体系があり、その中で改定が行われています。

旧給与(2000年~)新給与(2006年~)
額(単位はチャット)昇給額額(単位はチャット)昇給額
13,000~3,500100115,000~20,0001000
23,600~4,100100221,000~26,0001000
34,200~4,700100327,000~32,0001000
44,800~5,300100433,000~38,0001000
55,400~5,900100539,000~44,0001000
66,000~6,500100645,000~50,0001000
77,500~8,500200780,000~90,0002000
88,700~9,7002008100,000~110,0002000
910,000~11,0002009120,000~130,0002000
1011,500~12,50020010140,000~150,0002000
1113,000~14,00020011160,000~170,0002000
1215,000~16,00020012190,000~200,0002000