居酒屋のカウンターには10数種類のラム酒がずらり。なおマスターの頭上には何やら意味ありげなことが書いてありそうだが、ビルマ語ではないので(パーリ語?)解読不可。

「アイェッサイン」といわれる居酒屋。「アイェッ」の意味は酒。サータウッ・サイン(飲食店)で飲むビールなどより安くて強い「アイェピュー」という透明のラム酒を飲ませる大衆的な酒場です。店で出されるアイェピューの大半は、マンダレー産の「BEアイェッ」にヤンゴン産の密造酒を混ぜたものだといいます。また、軍が兵士に支給した酒なども、こうした店に卸されます。

ここで食べられる料理としては、やはり酒の肴となるようなものが多いようです。主に肉類、特に豚肉などを材料とした素揚げ、炭火焼き、アトウッといったところやカウスエヂョー(焼きそば)など。また、ご飯類やヒンヂョー(酸味のないスープ)もあります。