マンミャンマー(2011年10月15日開店、2014年閉店)

■本格的マンダレー料理店

コンバウン王朝時代の都だったマンダレーは、現在も伝統文化の中心地であり、食に関しても、本場と言われています。そんなマンダレーの味を再現した「マンミャンマー」は、現在日本にあるビルマ料理店の中でも、現地の味に最も近い店と言えるかもしれません。

中でもこの店の「揚げ物の盛り合わせ」はちょっと感動的。その内容は、ブーディーヂョー(夕顔揚げ)やトーフヂョー(豆腐揚げ)といった他の料理店にもある「定番」ではなく、砕いた豆類を具材とする素朴な揚げ物なのです。「マペーヂョー(もやし豆揚げ)」、「マンダレーペーヂョー(マンダレー風豆揚げ)」、「パヤーヂョー(ひよこ豆揚げ)」といった揚げ物は、現地の露店ではよく売られている庶民のおやつですが、日本のビルマ料理店ではほとんどお目にかかることはありません。それだけに、その盛り合わせに、ビルマ好きは、かの国の街角に思いを馳せ、つい嬉しくなってしまうでしょう。マンミャンマーは、そんなビルマ度120%の店なのです。(2012年取材)

閉店後、マノーミェ、タイ料理店を経て、現在は「さくら」が営業中
レッカウッヂョー(腕輪揚げ)
マンダレーペーヂョー(マンダレー風豆揚げ)
店名 マンミャンマー(2011年10月15日開店、2014年閉店)※紹介記事
所在地 新宿区高田馬場2-19-8 阿部大竹ビル1階
電話番号 03-3207-9898
営業時間 11:30-24:00
休業日 年中無休