ミャンマーの伝統的な打楽器サインワインの名手ボートゥーレインとそのグループ「ダウンドアーマン(エネルギッシュな孔雀)」が、戦争避難民のためのチャリティー公演を行います。
開催日は、春のダジャンと並ぶ代表的な伝統行事ダディンヂュッの9月29日。まさにこの日にうってつけのミャンマーの伝統芸能が堪能できる公演となるでしょう。
めったにない本格的な公演です。会場はリトルヤンゴン高田馬場で、昼の部と夜の部の2回公演となっているようです。そして料金3000円には、なんとドリンク3杯と、ミャンマー料理店「ババフィール」での1杯がサービスとしてついているとのこと。これは、もう観に行くしかないでしょう。
東京のダジャン(新年の水祭り)は、民主化後、別々に2回開催され、コロナと本国のクーデターによって開催できなかった2年間(2020年と2021年)を経て、昨年ひとつにまとまって開催されました。そして今年は、別々に2回ではなく同日に2か所で開催されることになりました。
ミャンマー本国では、今年も国民が心から楽しめる本当のダジャンは開催されないでしょう。実際、現地で暮らす人たちにダジャンの話をすると、多くの場合、苦笑いが返ってきます。
せめて日本では、苦笑いではなく、本当に心から笑えるようなダジャンであってほしいものです。